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一つの思想に従って暴動を起こす人々を説得していくゲーム「gray」。
白い思想を持つ人々が走り抜ける中、
ただひとり黒の思想を持つプレイヤーキャラを操作して、
暴徒を呼び止め会話によって説得していく。
しかし、苦労して全ての人々を説得し
全ての人々が黒の思想を持つと思いもよらない展開が…。
カーソルキーでキャラ移動。
白い人たちの中に紛れている黒い縁取りの人は、
プレイヤーキャラの話しかけに耳を傾けてくれる。
スペースキーでそれらの人を捕まえて会話で説得。
会話は相手の発言に合わせてスペースキーで返答をすればいい。
何回かタイミングよく会話をぶつけることができれば、
相手の説得に成功する。
しかしこのゲームの本質は、全ての暴徒を黒の思想に導いてから。
全ての暴徒を説得すると、プレイヤーキャラ自身が悩み始める。
白の暴徒たちは黒の暴徒と化しただけで、
暴動自体は収まる気配がない。
自分のやったことは本当に正しかったのか?
本当に黒でよかったのか?
白の思想にも正しさがあったのではないのか?
苦悩するプレイヤーキャラは考えを改め白の思想の持ち主となり、
今度は黒の暴徒たちに対して白の思想での説得が始まる。
そしてまた白の思想で突き動かされる白の暴徒たち。
白ではなかったのか?黒の正しさは?
繰り替えすプレイヤーキャラの苦悩と行動。
白から黒、黒から白への説得を数度繰り返したところで、
プレイヤーキャラは気が付く、
白か黒ではなく、白かつ黒なのだと。
ついにプレイヤーキャラは白でも黒でもないgrayの思想に至る。
そして、暴徒を呼び止めgrayの思想を説こうとするプレイヤーキャラ。
しかし、彼らにはその呼びかけが全く通じない。
何を言っているのかわからないのだ。
正しさとは何か、一面的なものの見方でいいのか、
そんなことをテーマにつくられたであろうこのゲーム。
そんなテーマを素直に思いながらプレイするのがいいんじゃないでしょうか。
grayの思想が通じない虚しさを是非体験してみてください。
制作はIntuition Games。
このゲームを最初やったときはなんだこれ?と思ったんですが、この記事を読んでからもう一度プレイしてみるとここに書いてある事が良くわかりました。
正義の反対は悪だという歪んだ思考が多くの人に根強く広まっているということをこのゲームで知る事が出来ました。
その間を取るのは難しい
今は間を取ろうとした人間は殺される世の中
ガンディーやサダト然り
道徳って言うのかな
これ
こうもりさんは、獣にも鳥にもなれない
だろうな・・・
仏教の
・・・だと思っていた時期がボクにおありゃますだ
たとえ偏っていても、いつ落っこちるか分んない天秤の支柱より皿の上のほうが安心ということか
あれは黒にも白にも属したくなくて、最終的に「グレー」っていう新しい勢力を作っちゃったんだよな・・・
実はグレーって中間とか、属さないということではないのかもしれないな、と読んで思った。「属さない」に所属、みたいな・・
思想って、それが普通になったらもうそれ自体がひとつの、なんていうか。
直線上にあると思われてた黒、グレー、白は実は三角形のそれぞれのカドにあったのだなあ、と。
最終的にどうなったのかは分からん。
妹のりぼん読みながらモヤモヤしてたなー
だれかスペースキーを押しても始まらない場合の対処法をくれ
だれかスペースキーを押しても始まらない場合の対処法をくれ