Oiligarchy

Oiligarchy
[遊ぶ]


Oiligarchy」は第二次世界大戦後の石油会社経営シミュレーション。
油田を開発し、市場需要に併せて石油を供給して
利益を上げて株主のご機嫌を取る。

ゲームの進行は結構シンプル。
一年でやることはそんなに多くなくて、
ACTIONS の EXPLORE LAND で埋蔵された石油を見つけたら
DEPLOY SMALL WELL または DEPLOY NORMAL WELL で
油田を建ててることくらい。
STATUS のグラフを見て Max Recovery が Oil Demand を
下回らないように注意しながら油田の数を少しずつ増やしていく。

先々はエレファン党に政権をとらせて
ワシントンでイラクに戦争を吹っかけさせたりする必要が
出てくるけれども、最初はとにかく
必要な量だけの油田を開発してればOK。
産油量が十分なら何もしなくてもいい。

最初はテキサスの油田。
やがて需要が伸びるにしたがって開発の手を広げていく。
ベネズエラやナイジェリアの森林を伐採し原住民の村を奪い、
アラスカの自然を破壊しながら開発を進めていく。
需要を満たす供給を生み出せないと石油以外の
エネルギー開発が進み、利益を上げられなくなるから
とにかく供給確保のために開発する。
それでもやがて開発は頭打ち。
そこで石油開発に有利になるようにエレファン党に
献金して政権を獲得させ、イラクの石油目当てに戦争。

それでもやがては供給量を確保できなくなり、
地球環境を訴える世論も高まり
代替エネルギーが次々開発され、
石油で利益を上げられなくなったあなたはクビ。

他のエネルギー開発を行なえないので、
石油がなくなればクビになるわけで、
なんというか、何のためにこんな仕事
やってんだろうとむなしくなる。

そういう石油依存の現状を揶揄する
シリアスゲームの側面をもっていつつ、
ゲームとしてきちんと遊べるつくりになってる。

最初は森林を破壊することに抵抗を覚えるけど、
株主の表情が険しくなってくると、
利益優先でなりふりかまわないプレイになっていく。
ゲームをプレイしながら色々な立場での感覚を
擬似的に感じることが出来る。
アイロニカルなゲームデザインが、
ベタなシリアスゲームよりきちんとメッセージを
表現しているところがすごい。

制作は社会的メッセージの強いタイトルを
リリースしている「la Molleindustria」。

ある程度一生懸命英語を読まないと
プレイが辛いゲームだけど、
がんばってでも遊んでみる価値はあると思う。
posted by てらじろ at 2008年11月11日 03:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | ウェブゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
戦争はエレファントでもドンキーでもどちらでもできましたよ。
政党は関係ないようです。
Posted by at 2009年04月17日 19:41
本当だ、できますね。失礼しました。
special operation がロックされるのは
自分が献金した党が政権をとれなかったとき
みたいですね。
って、これもまちがってるかも。
Posted by てらじろ at 2009年04月17日 20:48
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